attention!
現パロ、リオヌヴィ女体化
プライド激高ヌヴィレット♀が処女喪失サポートを申し込んで、派遣されたリオセスリと致す事になる話。
ヌヴィレット♀がずっと塩対応ですが、もちろんリオセスリにチン負けします。全体的には、ぬるい。
「処女喪失サポートへ、ようこそ」 A5/P40/R18/400円 3/17 春コミ 神ノ叡智15 東6ホール よ04b すばる
全部で約29000文字の2段組。
【冒頭サンプル】
この度は「処女喪失サポート」への、お申し込みありがとうございました。
下記にて、改めまして待ち合わせ場所と時間を記載させて頂きます。
その格式高いエリアにそびえ建つ分譲マンションは、女性にしては長身なヌヴィレットが軽く首を上に向けても全容が明らかに出来ない程の高さがあった。
入口に付属する重厚な自動ゲートに立ち入ると、パネルに部屋番号を入れる。本来ならば会話による応答があるべきなのだが、向こうのモニターにはヌヴィレットの姿が映されているのであろう。無言で、分譲マンション内に立ち入る内ゲートが開いた。華やかな迎賓空間であるグラウンドラウンジの正面には形容しがたいモニュメントが鎮座し、横目には悠然たるソファや机が配置されているが、当然の如く誰も座ってはいない。出迎えるのは、制服を着た女性コンシェルジュで、モニュメントを横切りヌヴィレットは受付へと向かう。来客用記載カードに必要事項を書き込むと、その内容を部屋の主にコンシェルジュは電話した。ここでも本来ならば会話のやり取りがある筈だが、ヌヴィレットの名前を告げた瞬間、電話は終わったようだ。会話内容は聞こえないが、概ね予想通り。黒革のトレイに、来客用のカードキーを乗せられる。それほど会話も交わさずカードを受け取ったヌヴィレットは、グラウンドラウンジからエレベーターホールを開くパネルにカードキーをかざした。中に入ると四台のエレベーターが配置されており、上階層用と下階層用に分かれているようだった。伝えられた部屋番号は、最上階の一つ下のフロアだ。奥に配置された上階層用のエレベーターに乗り込む。もちろんそのエレベーターを動かすのもカードキーが必要だった。外の景色は見えない秘匿性。段々と上がっていく階層表示だけが位置を示す。
目的の階層にたどり着いて降りたが、案内表示などはないので足元くらいにしか照明のないフロアを少し歩く事となる。表札はシンプルに部屋番号のみ。大方角部屋だろうと当たりをつけると、ようやく目的の部屋番号が見えた。インターフォンを押すとこちらもオートロックの鍵がガチャリと開く音がしたので、遠慮なくヌヴィレットは中に立ち入る。
「お客様。ようこそ、いらっしゃいました」
「君が、今回の施術士で間違いないか?」
「はい。間違いありません」
「……これから行う事を鑑みれば、私に対して敬語は必要ない」
「しかし……」
「依頼人である私が、必要ないと言っている」
「はぁ……わかったよ。それじゃあ遠慮なく、普段通りの口調で喋らせてもらう」
玄関で出迎えてくれた男性は、ヌヴィレットより長身で筋骨隆々とした体格の持ち主だった。どう見ても普段から敬語がそれほど言いなれている様子ではないのが、節々から感じ取れた。違和感があるくらいなら砕けた方が余程良いと判断した結果、すべらかにシニカル口調になったのでようやくしっくりと来た。
そのまま薄暗い玄関でヒールの高いブーツを脱ぎ、紳士的なエスコートでコリドーへ導くつもりだったのだろう。しかしヌヴィレットは差し出された手には目もくれず、そのまま男に思い切り抱き付いた。少しの勢いがあっただろうその衝動も、体幹の強い男は揺らぐことなく受け止めていた。そうは言っても身体だけの反応であり、心情までは連動していないのだろう。
「えーと。早速の熱烈歓迎だが、これはどういうつもりで?」
「生理的に無理ではないか、確認をしている」
「それで、俺はあんたのお眼鏡にかなったのかな?」
「特に問題は、ないようだ」
男の体躯が良すぎてヌヴィレットが腕を回しても、届ききらない。それでも背広の裾をぎゅっと掴んで密着しても、違和感などはなかった。予想以上に安定感があったから、一人で納得する。
「そりゃあ良かった。でも、やけに突然だな」
「最初に認識の齟齬があった場合、ブーツを脱ぐ前ならば帰りやすいからな」
「そいつは、随分と潔い事を言ってくれる」
「念のための確認だが、君の方も初対面の私に問題はないのか?」
「それこそ、聞かれるまでもない。あんたは十分に、俺好みだ」
「ならば、いい」
必要な確認作業が済むと大胆な抱き付きから、ぱっとヌヴィレットは離れた。今後こそ、男の手を優雅に取りロングブーツを脱ぎ去る。その光栄の至りを、スマートに男は手伝った。
少しのコリドーを抜けると、一気に視界が開ける。高い天井と夜空が差し込む大迫力のガラスウォールが角の二面が広がるリビングに、通された。夜なので、室内はシーリングライトが控えめに照らされている。一番角の窓ギリギリに回転式カウンター椅子が二脚あったが、別に外の景色を堪能したいわけでもない。男もそれをくみ取ったのか、応接テーブルに付属するイージーチェアへヌヴィレットに座るようにと示した。
「ここは、寝室ではないな」
「気が早いのは俺としても大歓迎だが、いくつか事前に確認したい事があってね。少し話がしたい」
「メッセージのやり取りでは不十分だったとでも?」
「念のための口頭での最終確認って、やつだ」
「わかった、聞こう」
ヌヴィレットを椅子に座らせたものの男は対面には座らず、少し戻りキッチンで早々にお茶の準備を始めてしまった。その様子を眺めるのもどうかと思ったので仕方なく、眺めの良すぎる景色に視界を向ける。高層階だからこそ、目下の人工的な明かりがチカチカと光る。一面に広がる光の光景を区切るように空へと浮かぶのは、雲一つない夜空。本日の天気は良い筈だか、立地的に星空が見える程綺麗な空というわけではない。だからこそ、ぽっかりと浮かぶ月だけがヌヴィレットを照らしているような錯覚に陥った。
「さあ、どうぞ。あんたの口に合えば、いいんだが」
「……アフタヌーンティーは、プランに入っていなかったと思うが」
「これは俺の趣味だから、会話のついでだと思ってくれていい」
「そうか。では、遠慮なく頂こう」
もてなされるのは精々軽い飲み物が出て来る程度だと思っていたが、キャスター付きキッチンワゴンから配膳されたのは、三段重ねのティースタンドであった。流石に量は少なめにしてあるが、セイボリー・スコーン・プティフールが一通り揃っている。ティーカップに注がれたのは、癖のない紅茶だったのでそのままストレートティーとしてヌヴィレットは喉を潤す事となる。
「えーと、申込名はヌヴィレットだったから……ヌヴィレットさんって呼ぶので良いか?」
「構わない。私も君をどう呼べば良いのか、教えて欲しい」
「ああ、そうだったな。リオセスリと呼んでくれ。もちろん偽名だが」
「私も姓を名乗っているから、偽名で構わない。改めてよろしく頼む、リオセスリ殿」
確かにこれも事前確認の一つかとヌヴィレットは、目の前の男であるリオセスリの名を改めて呼んでみた。偽名の割には案外しっくりくる。リオセスリには敬語を使わなくても良いと言ったものの、ヌヴィレット自身の気質だと砕けた口調などは無理なので、殿呼びとなってしまう。向こうも、最低限のラインを守ってこちらをさん付けで呼ぶのだから、まあいいだろう。世間話をするような必要も無い為、リオセスリはざっくり本題に入る言葉を出した。
「さて、今回あんたが申し込んだのは…… 処女喪失サポートで間違いないな?」
「その認識に間違いはない」
ヌヴィレットは動揺する様子も見せずに、リオセスリの瞳を真っすぐ見据えて少し頷いた。そう、今日この場にやってき目的の全てがそれであった。処女喪失サポートとは、文字通り男性経験がない女性に一連の手ほどきをする施術である。
「またどうしてあんたみたいな美人さんが……って、俺には疑問なんだが。これを聞くのは野暮か?」
「私からすればリオセスリ殿のような人間が、このような施術をする側へ回っている事の方が余程不思議だ」
「そいつは、どうも。まあ、俺のことはいい。今回の主役は、あんただからな。差支えのない範囲で、理由を聞かせて貰えるかい?」
「それは、必ず答えなければいけないものだろうか?」
「出来たら、でいい。俺も男なんでね。今まで乗り気でなかった女性を相手にするのならば、多少は事情を知りたい。俺としてもある程度の背景がわかっていた方が、やりやすいからな」
あくまで強要する形ではなかったが、リオセスリはこちらの言葉を促した。
中略
【成人向けサンプル】
全身を隈なく触られ、流石にリオセスリから伝わる人肌によって温かくなってきたような気がする。全身の感度が上がって敏感になってきたことを否定は出来ないが、今まで知らなかった感覚なので身体で示す事は難しい。何度か、ヌヴィレットのへその上をリオセスリの指が行き交う。故意だとわかる程度に軽く押されると、そのまま腹部がベッドに張り付くような違和感のある重みがあった。認めたくはないが、自分でも知らなかった箇所を性感帯として探り当てられたような気分となる。
じっくりと上半身を撫でられて、身体の不必要な力が抜けたと判断したのだろうか。リオセスリの手はまたヌヴィレットの下方へと動く。久しぶりに撫でられた太ももの横を今度は、つぅ…っと下から腰にかけて、ゆっくりと撫で上がった。それは先ほどのマッサージとは明らかに違う意図を含む心地であった。
「下を触っても?」
「構わない」
「足を開かせて貰うが、体勢を変えられるか?」
「わかった、自分で開こう」
少し腹部に力を入れたヌヴィレットは、少し伸ばしていた膝を立てて軽く開脚した。そうは言っても、女性の躾として足を開くように座るような習慣も無い為、拳一つ分程度の隙間である。その開いた間に生まれた内ももに、軽くリオセスリの手が添えられた。無理に開くわけではなく、マッサージの続きをするかのように体の中でも特に柔らかい箇所である内ももを丁寧に撫でるだけ。そこは指でも立てたらすぐに痕が残りそうな、柔い肌の内側だった。
「さすがのヌヴィレットさんでも、ここを見られるのは恥ずかしいか?」
「私とて女だ。羞恥はあるが、此度は必要な事なのだから受け入れている」
股を開いているのだから、嫌でも人目に晒される部分がある。慎み深く今まで隠されていたのは、ヌヴィレットの女性器だ。一筋だけがすぅと通っている。今まで誰にも直視されることのない箇所に、色を持った男の視線が注がれる。目を背けてはいけないのだ、今まで避けていたこの現実に。
リオセスリの視線は外されずそれでも、内ももから鼠蹊部へと緩やかに撫でられる。ヌヴィレットとて頑なに足を固定しているわけではないので、徐々に外側に流されるように促されれば、自然と足が開かれる。これが自分一人であるならば、四肢を曲げ伸ばすストレッチのようだと思えるほどの滑らかさであった。それでも伝うのは温かい男の手である。他意を向けるなという方が無理であった。
「ちょっと失礼」
一言かけてからヌヴィレットの返事を待たずに、尻まで下りて来た手がぐいっと揉むためにシーツの隙間に差し込まれる。軽く腰を持ち上げられる角度をつけられて、下腹部を覗き込んでいるリオセスリには余計に視界が鮮明になったであろう。こうすることで、無理な力が入らずスムーズに受け入れる事が可能というのは、体勢的に理解は出来る。適度に肉の乗った尻をついでにもまれ、その筋肉が柔らかく伸びる事で、挿入時の体制がとりやすくなる。だが、それはデリケートゾーンへのマッサージが近づいたのと同意義で、時間をかけて焦らされるようでもあった。
「そろそろこっちを触りたいんだが、許可は貰えるか?」
「大丈夫、だ」
「何か痛みを感じたら、直ぐ言ってくれ」
何度も何度も丁寧に確認をされて、ようやく見られていただけの女性器をリオセスリは示した。もう十分に他の箇所は触って撫でまわされたので、本当に残る箇所はここ一つなのだ。長い前提ではあったがようやく目的にたどり着いて、少しほっとしたような気分にもヌヴィレットはなった。だが、本番はここからなのだからと、少し息を詰めた。
未知の領域であるヌヴィレットの女性器は、びっちりと閉じられたままだ。長年、本来の意図で使用される事はなかった。そのままご縁がないとずっと思っていたが、とうとうこのような日を強制的に迎える事となった。その為の準備は長く時間を取られたものの、中の全容はまだ未知数だ。
ふわっとリオセスリの人差し指が、ヌヴィレットの女性器である片隅の双丘に触れた。その少しの弾力を確かめるように、そろそろと指先だけで撫でられる。ここもフェザータッチをしてくるのだから、あくまで最初はマッサージをするというていなのだろう。やがてもう一本撫でられる指は増え、双丘の両方に均等に撫でられる。リオセスリの指は男の中でも特に骨太っぽいので、小さなヌヴィレットの女性器はあっという間に包まれているような感覚に陥った。温められ柔らかくなる弛緩反応に追随して、ようやく真ん中の一本の筋も緩み始めた。その清らかな秘裂が徐々に開く様子は、まるで人目に触れるのを承認しているかのようでもあった。
「あんたの反応が薄いから一応心配してたんだが、濡れてるな。確認するが、本当に経験はないんだな?」
「何度も言っているが、はじめてだ。君は濡れていると言うが、私には自覚が薄い。恐らく、水をよく飲むから代謝は悪くないとは思うが」
「そうか。まあ、とりあえずは安心した。一応、潤滑剤は用意はしたんだが、これならそのまま進められそうだ。念のために処女膜にマッサージをするから、無暗に動かないようにしてくれると助かる」
「わかった。リオセスリ殿の言うとおりにしよう」
構えるように、ヌヴィレットは身体の位置をベッドに固定させる。これでよりリオセスリが見やすくなった筈だ。羞恥がないわけではないが、施術を障害なく進めるための協力はするべきだと思っている。
ヌヴィレットが自ら少し動いた事で、その秘裂も覚悟を決めたかのように隠された中の様子を薄っすら示す。リオセスリの視界に秘裂から隠しきれない漏れ出た雫が見えたのだ。外のマッサージは確実に効果があったらしい。準備の為に濡れている事をヌヴィレット自身にも自覚して貰わなければいけない。まだ全容の明らかにするつもりはない秘裂の隙間を薄っすらと撫でられると、小さな雫の粒の一つがリオセスリの指に染み付いた。同時に何かが濡れる感覚が外側から強制的に示されて、ヌヴィレットの顔が少ししかめる。
「……本当に濡れているようだな。意外だ」
「ヌヴィレットさんは自分が不感症かもしれないって思っていたみたいだが、はじめてだから素直に反応を示せないだけで、内側はきちんと甘受しているみたいだ」
まだ上側を撫でる程度ではあったが、それでもリオセスリの指は初めて直接的に敏感な箇所に触れている。呼応して、もはや秘裂と形容詞は出来ない程に、女性器は開かれていた。まずは、媚肉として蕾のような肉びらの一部が他を守っていたが、それも次第に誤魔化しがきれなくなり、肉芽や膣肉と言った特に弱い場所も姿を見せている様になってしまっていた。ここまではリオセスリもある程度、自然なヌヴィレットの弛緩反応を促すばかりであったが、そろそろこれ以上は踏み出さなければいけないとわかっているのだろう。
ついに明確な意図を持って、媚肉にずぶりと指を差し入れてきた。そうはいっても相手は処女だ。爪先を当てないように、軽く指の腹だけで対応するに努めている。どれか一転集中をしてしまえば、慣れないヌヴィレットには堪えられないだろうと予想して、満遍なく媚肉全体を可愛がっていた。花を愛でるようにすすぅっと肉びらを撫で、処女には一番弱いと言っても過言ではない肉芽は覚醒させすぎないようにくるりと回して撫で、奥底が知れない膣肉はまだまだ狭いのでお伺いを立てるようにノックをするだけだ。可能ならば全てを均等に時間の許す限り砕け抜きたいのかもしれないが、今回に限っては本懐がある。
処女膜のマッサージとかいう、ヌヴィレットが聞いた事もない単語の組み合わせを体現するために、肉びらを丹念に開き撫でつけてから、膣肉の外周を弧を描くように周回した。ヌヴィレットの処女膜は随分と小さいが、確かに綺麗な形を保っていた。リオセスリの小指の半分にも満たない箇所にこれからやや無理やりお邪魔するのは気が引けている部分もあるのかもしれないが、望んだのはヌヴィレット自身なのだから前準備を入念にするに越したことはない。
随分とリオセスリは時間をかけた。だから経験がなく居たたまれないヌヴィレットの方が先に根をあげた。
「進捗状況は順調だろうか?」
「ああ、もう少し深く指を入れる。心の準備をしてくれ」
「わかった」
円の縁を柔らかくして、ぐにーっと広げるように処女膜を解した結果、膣肉は大分柔らかくなったようだ。指先の腹だけで出来る措置はこれで十分だろう。いよいよ、わざと見過ごしていた蜜壺へ人差し指を埋められる。糸を引く合間に素早く立ち入る。
「っ……」
ここにきて初めてヌヴィレットは息を詰めた。今まで強がりではなく本当にリオセスリの配慮が行き届いて、それほどまでの苦しみなどはなかった。だが、膣肉の先は流石に別の領域なことを思い知る。初めに受け取ったのは確実な違和感だ。狭い場所に他者が無理やり侵入してきたという事。ヌヴィレットが推し進めて欲しいと依頼したことだし、指が入ってくることは何度も想定していた事だが、実際の体感をするとやはり女と言う箇所が邪魔をする。それでもむやみやたらと動かないようにと言われ込まれているので、座したまま耐える。
異物感は確かにあるものの指を受け入れる事自体はマッサージと称した様々な事項のおかげで、つつがなく進んだ。自らが緊急の為に出した愛液の滑りを借りて、狭くばらばらな構造の膣肉の中を掻き入れられる。正直、ヌヴィレットの感覚としてはどこまで指が進んでいるのかわかりにくい。ここは、必要以上には痛みを感じないようにわざと鈍くなるように設定されているのかもしれないと思った。そんな中を、リオセスリの指はゆっくり入ったり出たりを何度か繰り返す。ぬめった感覚が幾度となく訪れる事となる。時々、ぴたりと指を差し込まれたままじっくりと待たれる事もある。なぜかその状態の感覚が理解出来ず、同時に少し息を詰めてしまう。
「呼吸は、なるべく普段通りに。難しいか?」
「なぜか勝手に、こうなってしまう」
「さっきまで身体の色々な場所をマッサージしただろ?その延長だと思ってくれ、ただ解しているだけだ」
「わかった、努力しよう」
「無理にあれこれしようとしなくていい。力を抜いて、身を任せてくれ」
そう言われてヌヴィレットは一度だけ遠慮せずに深く息を吐いた。
リラックスすると、指を入れられているからどうしても意識してしまうのが、その膣肉の中だ。差し込まれたまま、その中で動かれるのは解す為だと自覚すると、頑な中が少しずつ開かれる。次の挿入で指の質量が増え本数が増えた事も、ヌヴィレットの膣肉は案外素直に受け止めていた。隙間なく埋められているとはいえ、それぞれの指に動かれれば隙間がどうしても発生する。その狭間で愛液が滑る淫らな感覚は確かに伝わった。やがて指の挿入感覚リズムも狂う。最初は慎重に反応を確かめるように伺いを立てながら割入っていたのに、段々と押し入られるように一定の間隔でトントンっと責め立てられた。それでも丹念に開かれた伸縮性のある処女膜はまんべんなく広がっており、十分に受け入れられていた。一瞬出された時にリオセスリの指にまとわりついた愛液は、ぬろっーと零れ落ちるくらいの雫となっていた。
もはやヌヴィレットは、受け入れる箇所を中心として身体の火照りを隠すことは出来なかった。動かないようにと言われていたので何とか腰の位置だけは保っていたが、足の指先はシーツをぎゅっと掴み、何かに掴まっていたい気持ちとなっている。
「そろそろ、いいか。随分と待たせちまったな」
「私の身体のせいで、君には少々迷惑をかけている自覚はある」
「それは、気にしなくていい。当たり前だ。これはこれで十分触りがいがあったしな」
さっと、リオセスリは入れ立てていた指を引き抜いた。改めて見下ろされたヌヴィレットの媚肉全体は、可哀そうなくらいに赤くなっていた。可憐な肉びらは大きく開かれて収縮し、過敏な肉芽はいじらしく今まで守ってきた皮から姿を見せ自らを主張している。小さすぎる尿道口の点も赤味を増し、そうして隠しきれないほどに愛液をこぼす蜜壺から繋がる膣肉は処女膜を露出させ指のおかげで拡張されたその奥を一瞬でも忘れさせないようにと、くぱくぱと動き晒している。可憐ぶって男を誘うには、あまりにも十分すぎる反応だった。
つづく